スマホで広がるApple Pay
三井住友カード株式会社は9月8日に三井住友カードがApple Payに対応することを発表した。Apple Payは国内でのサービス開始は10月からを予定しているが、それに合わせて三井住友カードを対応させるかたちとなりそうだ。
対応する機種はiPhone 7とiPhone 7 Plus、そしてウェアラブル端末のApple Watch Series 2を予定している。これによってより早く・簡単に買い物ができるようになる。三井住友カードのApple Payへの追加自体も簡単にかつ素早く行える。
店舗での支払いは「iD」加盟店で行うことができる。端末ごとに支払いの手順は若干異なる。まず店員に「iD」を利用することを伝え、スマホなどの端末を「iD」のリーダーに近づけると支払いが終了するといった流れになる。
安全性への取り組み
セキュリティとしては、安全性と個人情報の保護を重点的に取り上げている。Apple Payを搭載した端末を紛失しても、端末の「紛失モード」や「遠隔消去」など端末の利用にロックをかけるかデータを削除するなどの対応をとることができる。また、Apple Payそのものの利用を停止することもできる。
Apple Payを端末に追加しても、クレジットカード番号が端末やAppleのサーバーに保管されることは無い。端末には固有のアカウント番号が暗号化された状態で端末のセキュアエレメントに保管される。

三井住友カード Apple Payへの対応開始について
https://www.smbc-card.com/mem/company/news/news0001196.jsp