国境税を維持するという明確な意思
ハンガリーの国民経済省は2016年11月23日に、国境税を維持するということを発表した。これは国際税務政策会議で語った内容の一部で、この会議では世界税関機構の事務局長とイントラ欧州機関の事務局長も出席しており、注目された会議だ。
ハンガリー政府は国境税に対しては、税務当局間の協力が重要になるという考えを明らかにした。多国間のシステムを運用することによって既存の税金の抜け穴はすぐに閉鎖されることに対して期待を持っている。
国際税務政策会議の場で
このほかにも、同会議ではハンガリーは経済が強く成長していることと、その経済の安定が大規模な政策を担保することになると大臣は指摘した。さらに経済成長と競争力を高めたいと付け加えた。
そのためには生産性がさらに改善されることと、スキルに対する十分な投資と労働者の割合の増加によって、中小企業をサポートしていく必要がある。その中で、ハンガリー政府は減税を進めていることを強調した。
給与税の減少により経済に弾みがついて毎年2%から3%以上の高い経済成長率も可能になると予想している。税金を効率的に管理することでコストを削減し、新たな税制度や税務当局がともに財政収入を管理することで、納税者の士気高揚につなげたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)

ハンガリー国内経済省 ニュースリリースより
http://www.kormany.hu/