上海で外国人客向け免税ショッピングサービスを開始

11月28日、上海で免税ショッピングが導入され、外国人旅行者は買い物の付加価値税（VAT）還付を受けられるようになった。これは、タックスフリー業者最大手であるグローバル・ブルーが中国銀行と提携して導入したものである。

約200店舗が既にこの制度に加入しており、日本人など海外からの旅行者は購入時に9%を節約することができる。税還付を受けられる最低の買い物金額は500人民元（約8300円）となっている。サービスの対象はすべての外国人訪問客と香港、マカオ、台湾の住民となる。
買い物客が付加価値税の還付を求めるためには、3つの手続きが必要となる。

まず、免税店での代金支払時に、免税フォームとVATインボイスをもらうことが必要である。

次に、出国時に空港の税関窓口に行き、記入済みの免税フォームとVATインボイス、パスポート、領収書、未開封の買い物製品を係員に見せ、承認申し込みを行わなければならない。承認されると免税フォームにスタンプが押される。

最後に、空港に設置されている払い戻しカウンターで、払い戻しの申請を行う。

免税ショッピング制度に加入した約200店舗の中には、シャネル、エルメス、ティファニー、ルイヴィトンなどの有名高級ブランドも含まれている。

グローバルブルーは、中国銀行と協力しながら、加盟店の数を増やし、各店舗で免税ショッピングサービスを利用する外国人観光客にアドバイスできるように支援していくとしている。




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