ESPACE DENSANの概要
伝統的工芸品産業振興協会は9月26日に、フランスのパリに同協会のショールーム「ESPACE DENSAN」を10月1日に開設することを公表した。ショールームは常設となり、伝統的工芸品の海外販路拡大を目的とする。
ショールームの開設は、世界中の消費者がオリジナリティや安心・安全を求めて手仕事品を求めるという背景がある。その手仕事品の代表格である伝統的工芸品の需要は高い。
ヨーロッパ全体のトレンドの発信地でもあるフランス・パリにショールームを開設することで継続的に現地バイヤーへのアピールをすることができる。作り手の実演や公演など、イベントも計画している。
「ESPACE DENSAN」では伝統的工芸品を世界的ブランドにし、B to B取り引きなどの展開により各事業者が海外展開の際の礎になることも目的としている。
伝統的工芸品産業振興協会とは
「一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会」は、伝統的工芸品の振興のために1975年に経済産業省の支援を受けて設立された。伝統工芸品の産地と使い手をつなぐ「伝統工芸 青山スクエア」を運営している。

伝統的工芸品産業振興協会 「ESPACE DENSAN」について
http://kougeihin.jp/