売上税への置き換え計画を取り下げ
カザフスタンのバクィトジャン・サギンタエフ首相は、付加価値税から売上税への置き換えについて、政府の立場を表明した。
サギンタエフ首相はこの中で、VAT制度を廃止し、簡略化した売上税制を採用する計画を取り下げるとした。
取り下げの背景
2015年5月5日政府の拡大会合で、カザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ大統領は、売上税と付加価値税を置き換えの検討について、財務省に指示していた。
サギンタエフ首相によれば、この問題は長い期間政府で議論されてきたが、この国に売上税を導入することは不適切であると判断したとのことである。首相は「我々の理解と考えでは、カザフスタンには売上税は不要である」とした。
カザフスタンのVAT
カザフスタンの付加価値税率は現在12%で、該当する会計年度の1月1日に有効な月次計算指数の30 000倍を超える年間売上高を持つすべての事業体が負担する。
外国企業はVATに登録することはできないが、顧客は請求書の支払いからVATを保留することが通常求められる。
(画像はプレスリリースより)

Sputnik Kazakhstan/Kazakh
http://www.arnapress.kz/almaty/economy/87311/