フランチャイズ契約の概要
クールジャパン機構は9月27日に、株式会社レイズンインターナショナルとシファーニッポン社の間で、アラブ首長国連邦およびサウジアラビア王国の「牛角」マスターフランチャイズ契約を9月26日に締結したことを発表した。
レイズンインターナショナルは13の国や地域で2,600店舗を展開する外食企業株式会社コロワイドの子会社である。コロワイドは今後、シファーニッポンを通じて5年間で6店舗の「牛角」の出店を予定している。UAEが4店舗、サウジアラビア王国が2店舗と言う内訳だ。
コロワイドグループはこれで海外展開が15の国と地域に広がる。アジア出店も進めており、「牛角」や「温野菜」を主軸とした出店を強化していく狙いだ。
契約会社について
クールジャパン機構は官民ファンドである。シファーニッポンは、Cipher Investment L.L.C.との共同出資会社であり、中東ビジネス豊富な知見と幅広いネットワークを持つ。日系企業にとっては、中東での多店舗展開事業のためのプラットホームになる。
「牛角」は炭火焼き肉店である。日本国内の焼き肉チェーンでは圧倒的なシェアを持つ。1996年に1号店を開業し、現在は国内外に約700店舗を展開している。世界最大の焼き肉チェーンだ。

クールジャパン機構 プレスリリースより
https://www.cj-fund.co.jp/files/press_160927-1.pdf